
日差しを遮って涼しく過ごせる
夏の日差しは窓を閉めていても建物の中に入り込み、室内を温めてしまいます。せっかく冷房を付けていても効きが悪くなってしまうことも多いものです。かといってカーテンを閉めて電気をつけるのももったいないでしょう。そのような方にお勧めなのが、壁面緑化で対応することです。緑で壁面を覆うようにすることで、日差しをそれとなく遮ってくれるため涼しさが出てきます。隙間からある程度光も漏れるので、真っ暗になるほどではありません。窓を開けた時も空気が入ってきて気持ちがいいものです。夏の暑さに困っている方はこのような形で日差しを遮り、冷房効果を高めていくようにするとよいでしょう。
見た目にも癒しを与える
冷房効果を高めることはもちろんなのですが、緑が多い場所は人に癒しを与えてくれます。通りかかる人の目についたときに癒しを与えてくれることはもちろんですし、家の中から見ていても揺れる葉っぱに癒しをもらうことも多くなるでしょう。趣味は人それぞれですが、緑は多くの人にとって癒しにつながるメリットがあります。
環境問題への意識を高める
便利さを追求してきた中で、私たちは多くの自然を失ってきました。壁面緑化を取り入れていくことによって、街に緑を増やしていくことができます。また、冷房のエネルギーを減らすことによって環境にプラスに働く取り組みにつながります。暮らしの中でこうした自然を増やし、エネルギーを削減していくことで、人々の意識も変わっていき、環境問題にも関心を持ちやすくなっていくでしょう。
壁面緑化では利用する植物に害を与える虫による被害への対策を考える必要があります。対策の例としては、植物に影響を与えない成分の殺虫剤を使うなどの方法があります。