電子タバコと通常のタバコの違いとは?しっかり理解して正しく選ぼう

本体の取り扱いの違い

電子タバコと紙巻きタバコの大きな違いの一つは、使い捨てかそうでないかでしょう。従来の紙巻きタバコは燃焼させて喫煙が終わった後は、吸い殻という形でゴミが出ますし、喫煙中も常に灰が出続けますので、灰皿などが必要ですし、それを捨てる場所も必要になります。その点電子タバコは喫煙してもゴミが出ないので吸い殻を捨てる灰皿やゴミ箱が必要ありません。また紙巻きタバコは紙と乾燥させた葉だけなので重量が比較的軽く済みますが、電子タバコは電子機械なので若干重く、ポケットに入れて持ち運ぶのにも向かないため収納用の小型のバッグなどがほしい所です。この点はリキッドタイプではなくカートリッジタイプの電子タバコであればやや改善されます。

喫煙する煙の性質の違い

実は紙巻たばこと電子タバコでは、そもそも喫煙する煙の性質が大きく違います。紙巻きタバコはタバコの葉を燃やして出る煙を吸うものであり、その煙にはニコチンやタールが含まれます。このタールは黄ばみとしてあらゆる物にこびりつき、人によっては嫌に感じる匂いを発するので「ヤニ汚れ」として忌避される傾向にあります。その点電子タバコは燃焼ではなく、液体の蒸発によって煙を発生させています。輸入物のニコチン入りリキッドを除けば、基本的にリキッドにニコチンは含まれないので中毒性も低いですし、タールも含まれないので黄ばみ汚れや嫌な匂いとも無縁です。また電子タバコは「煙草の葉」である縛りはないので、フルーツなど多種多様なフレーバーのリキッドが販売されており、自由度が高い喫煙を楽しむことができます。

ニコチンリキッドはカラーバリエーションが多くて持っているだけでもかっこよく見えます。専用ケースなどのオプションもあります。